アナタは「木のまな板」が欲しいと考えていますか?
木のまな板は刃当たりが良い(包丁に優しい)とも言われます。
そしてなんだかプロっぽいですよね!
でもプロは木のまな板なんて使いませんよ。
私は以前、割烹とホテルで務めた事がありますが木のまな板なんて使いませんでした。
つまり何が言いたいか?
それは木のまな板ではなく樹脂製の方がいいかもねってことです。
「なぜプロは木のまな板を使わない」それを踏まえて、木のまな板を手入れしなくて良い理由とは何なのか見ていきましょう。
スポンサーリンク
はじめに
私は以前、割烹やホテルでの勤務したことのある「元板前」です。
アナタは今、木製のまな板の手入れについて考えていますよね^^
ここではこれから木のまな板を買いたいと思っている向けに話をしますね!
今のアナタは「木のまな板が欲しい!!プロっぽい」そんな風に思っているのでは?
そして、木のまな板の手入れついて調べてみてここに来てくれたんですね。
ありがとうございます!
そしておめでとうございます!
なぜ「おめでとう」か?
アナタのまな板スキルはこれで上がるからです!
木のまな板を手入れしなくていい理由とは
木のまな板ってホント素晴らしいですよね!!!
木の良い匂い、そしてなによりも適度に粘りのある刃当たり(刃に優しい)。
木のまな板は本当に包丁の刃に優しいまな板と言えるでしょう。
そして、木材が本来持っている油で殺菌効果もある!
最高のまな板ですよね!!!!
初めだけは・・・
当然使っていると、傷がつき、ヘコミ、カビや雑菌が繁殖しますよね。
でも手入れをすれば大丈夫!!
傷やヘコミは表面を削ればKO!
カビや菌が繁殖しないために、ベタつきのない乾性油を塗ってコーティングしよう!!なんてよく聞きますよね。
すご~い^^
プロってそんな事するんですね~!
いや、しないよww
木のまな板は手入れなんてしません。
しないと言うよりも、木のまな板なんて使いませんよ!
そりゃカウンターがあるお高いお店ならパフォーマンスのためにありますが、基本は木のまな板は使いません。
裏方ではほぼ樹脂製のまな板です!
スポンサーリンク
手入れしなくていい真の理由
飲食現場では木のまな板なんて「まず見ません」!
それはなぜか?衛生面です。
今の主流は樹脂製のまな板なんですよ。
たぶん木のまな板を使ったいたのか、30年くらい前の話でしょうねw
ホテルなどの調理場には月に一回位のペースで保健所から職員がやって来て、まな板などを検査していきます。
そこで木のまな板なんてあったら保健所の人はビックリするでしょうねw
そのくらい時代遅れです。法律面でもギリギリかもしれません。
今では木のまな板よりも樹脂製のまな板の方がいいでしょう。
っというよりも「使うな!」って言う人もいるくらいです。
それだけ木製より樹脂製の方が衛生面では段違いなんです。
木のまな板の手入れについて
プロは木のまな板を使わないと言いましたが、使う理由が無いんですよ。
まず、木のまな板に傷やヘコミが出来たらどうしますか?
削りますよね。
どうやって?
カンナで
そうすると、当然ですがプロに頼む事になるでしょうから郵送してお金を払うわけですね。
そして、カビや菌が発生しないように木のまな板に油を塗る手入れをする。
これが基本的なまな板の手入れですが、でもここで問題があるんですよ。
まな板が平らになる!
そこまではいいです。
油を塗る、これが問題なんですよ。
油を塗る理由は、木の表面をコーティングしてカビや菌を発生させないためです。
でもよく考えて下さい。
数回まな板を使っただけで傷は付きますよね、そこに細菌が繁殖するのだから意味がありません。
いくら油でコーティングしても傷ができてそこに雑菌が繁殖したら意味が無い。
また、細菌は油分を好みます。
オリーブオイルなどその辺にある油を塗ると、逆に菌の繁殖につながる。
乾性油などがいいとも言われますが、これを塗る時にはしっかりとまな板を乾燥させてから油を塗りこむ必要があるんです。
乾燥は1日では難しいですし、乾燥しすぎるとまな板が変形したり割れる原因にもなります。
なので素人には扱いづらいとも言えますね。
ですが、しっかりとした手入れを覚えて、良い木のまな板を買えば家庭であれば10年くらいは使えるでしょう。
でも、まな板を削ってもらうとだいぶ薄くなるんですよw
なので削る回数は3回程度が限界ですね。
なので、こだわりが無いのであれば樹脂製のまな板をオススメします。
樹脂製を選ぶもの英断
木のまな板は確かに素晴らしい刃当たりです!
でも、今の樹脂製のまな板の方がいい場合だってあるんですよ!
昔とは違い良い物があるってことですね。
また、樹脂製のまな板を使っていてヘコミが出た時は、表面をペリッと剥がせるタイプもあるんですよ。
古い面を剥がせば、また新しい面が使えることができます。
それを考えると、これがいいかもしれませんね!
まとめ
木のまな板は手入れが難しい場合がある。
そして衛生面でも管理方法を間違えれば雑菌は繁殖してしまうから注意が必要です。
使いやすさや刃当たりを考えると今は樹脂製のまな板をオススメします!
スポンサーリンク
コメント