【腕時計の秒針にズレ】直し方や原因は?修理費用はいくらかかる?

【腕時計の秒針にズレ】直し方や原因は?修理費用はいくらかかる?

最近はスマホに時計があるので腕時計をつける人が少なくなった気がしますが、あなたは腕時計はしますか?

私は、秒針がカチカチ動く音を聞くのが好きなのでアナログの腕時計をしています。

動いている秒針を見ているとアレ?ちょっとズレてないかな?と思うことがあります。

今回は、そんなアナログ時計の秒針のズレなどの疑問を見ていきましょう!

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腕時計の秒針にずれ!直し方はどうする?

カチカチ動く秒針をよく見ると、目盛りちょうどを指していない事があります。

目盛りから微妙に秒針がずれる事を針ズレというそうです。

 

どうしても気になってしますので出来るのなら、目盛り丁度を指してほしいですよね。

この針ズレを直すには時計を正しく合わせる必要があります。

 

秒針が12時を指すところで時計を止めて時刻を合わせると最低限のずれで済む場合があります。

時計によっては直し方が違うので、腕時計の種類ごとに直し方を見ていきましょう。

 

まず、秒針が12時の位置に来た時にリューズ(時計の3時の位置側面についている部品)
を引き、時計を止めます。

これは全種類の時計に共通です。

 

機械式時計の場合、分針を5~10分遅らせ、ゆっくり進めながら正しい分数に合わせ、リューズを押して時計を動かします。

クオーツ式の場合、これとは逆に分針を早めてから戻しながら分数を合わせていきます。

 

クロノグラフというストップウォッチ機能付きの時計の場合、ボタン操作で修正できる場合があります。

クロノグラフの秒針を止めるために、秒針を動かすボタンを2度押します。

次にリセットボタンを押すと秒針がゼロに戻ります。
ご紹介したやり方で秒針のずれが戻らない場合は、修理に出したほうがいいのかもしれません。

腕時計の秒針がズレてしまう原因は何?

針ズレの直し方をご紹介しましたが、そもそもなぜ秒針がズレてしまうのでしょうか?

秒針のズレは時計が正常に動いている場合でも起こるようです。

これをバックラッシュというのですが、時計を動かしている歯車のすきまが原因でズレが起こるんです。

 

歯車のすきまをなくせば、ズレはなくなるんじゃないか!と思われるかもしれませんがこのすきまがないと時計がスムーズに動かなくなります。

歯車と歯車のすきまを空けずにいると、摩擦力が強くなり歯車やその他のパーツに負荷を与えてしまいます。

 

また、金属という部品の性質上、熱により膨張してしまうのですきまがないと設計上不具合が生じるという事です。

時計をスムーズに動かすためにバックラッシュはなくすことができません。

秒針の微妙なズレに関しては諦めるしかなさそうですね。

 

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では、微妙なズレではなく大幅なズレの場合はどうでしょう?

この場合は針の取り付け部分が緩んでいる可能性があります。

劣化や強い衝撃が加わったことによって内部不具合が生じているようです。

この場合は時計屋さんに持っていって修理してもらう必要がありそうですね。

【最終手段】修理費用はいくらかかる?

では、修理にはどのくらいかかるのでしょうか?
結論から言えば、大体4,000円くらいかかるケースが多いようです。

時計の種類や元の値段、ズレの原因によって金額は異なるので、時計屋さんでみてもらうといいですね。




時計修理専門店シエン

 

まとめ

腕時計の秒針のズレに関してまとめていきました。

多少の秒針のズレは仕方のないことのようですね。

このズレがあることによって時計がスムーズに動くなんて驚きました。

時計って奥深いですね。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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