アメリカが4月13日にアフガニスタンへMOABと言う爆弾を投下した。
そのMOABとは一体何なのか?
そして、その威力や値段とは?
そもそもなんて読むのか・・・それはMOAB(モアブ)と言うようですよ。
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MOABの威力とは
トランプ大統領の就任以降、とんでもないことが起きています。
それはアメリカ軍が4月13日、アフガニスタンに対しMOABという爆弾を投下した。
ではその「MOAB」とはどんな爆弾で威力とは?
MOABとは
日本語では「大規模爆風爆弾兵器(MOAB)」。
なんでも、核兵器を除く通常兵器では最大級の威力を持つものであるとのこと。
投下実験ではキノコ雲を起こす程だったと言う。
キノコ雲は莫大な威力と爆発で起こる膨張で爆心地が真空になり、それを元に戻そうとする力で中心へと空気が吸われ、行き場を失い上へ昇ることで起こる。
つまり、とんでもない威力の時のキノコ雲は起こるという事。
それだけ、MOABは最大級の威力を持つという事になるのでこのタイミングで使ったアメリカはかなりの強気であると言えますね。
そして、その威力の詳細は
- 爆発での威力は、半径400~500mとも言われ、
- 爆風での威力は、その倍にもなるようです。
そしてMOABは地下空間にいる目標への攻撃をするために使うことが多いようで、シェルターや洞窟などに逃げ込んだ目標をその威力と熱風で排除する。
なので粗悪なコンクリートではまずこの爆風に耐えることは出来ないでしょうね。
核を除けば最大の威力なるとも言われる程ですから・・・
トランプ大統領は、北に向けて「いつでもやってやる」と言うつもりで今回の攻撃にしたようですね。
「これは北朝鮮へのメッセージですか?」と報道陣が質問すると、トランプ大統領は「北は問題を解決すべきだ。」と言っている。
今後、日本の近くで本当に戦争が起きるのかもしれません・・・
MOABの値段とは
以前にトマホークミサイルの値段を紹介しましたが、今回のMOABの値段はいくらなのか?
過去記事
⇒トマホークミサイルの値段は1発いくらで半径威力や射程とは!
当然ながら米軍は公表はしていません。
噂程度ではありますが、作成費用は1億円くらいのようです。
それだけの威力を持つ爆弾なのに思ったよりも安いですね。
値段の理由は投下方法などが関係するのかも?
MOABの重量や重さ
重さは約10トン。
その重量の殆どが火薬とされていて、重さの8割以上が火薬ではないかとも言われているんです。
その火薬配合は当然機密ですが、TNT(火薬の主成分)が80~85%くらいとも。
重量の殆どが火薬なのは、ミサイルではないから投下方法は大型輸送機からの投下です。
パラシュート付きのパレット(台)に乗せたまま投下、その後は自由落下での爆撃となるようですね。
よく考えれば、爆薬が沢山詰まった物をロケットにはしたくはないですね。
そして
MOABの後部には舵(かじ)が付いていて、GPS誘導で落下地までの誘導が可能。
なので比較的、命中精度は高いと言われるようです。
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MOABってなんて読むの?
MOAB(モアブ)と言う。
「Massive Ordnance Air Blast」頭文字からきているとか。
日本語では「大規模爆風爆弾兵器」と言われる事が多いです。
ニュースでは「超大型爆弾」とも言われていますね。
また各国の軍事では「GBU43/B」とも言うみたい。
他にも
米空軍内では「Mother Of All Boms(すべての爆弾の母)」と呼ばれるようです。
その由来は、イラクの独裁者サダム・フセインが以前に「Mother of all batles(すべての戦争の母)」と言われていた事から来ているとか。
アメリカ軍は、いままでMOABの実戦投下はしたことが無いと言っていましたが「イラク戦争時に使ったのではないか?」とも言われています。
アメリカ軍がMOABを使ったと言う噂は以前からいくつかあったようです。
デイジーカッターとは違うのか
では、MOABは「デイジーカッター」とは違うのか?
デイジーカッターとは、アメリカ軍が以前に使ったことのある爆弾です。
その特徴は、「地上をなぎ払う程の威力で地下空間までの吹き飛ばす」まさに地上を切り裂くカッターの様な爆弾。
ですが今は米軍では使っていないとも言われるようです。
そして、MOABはデイジーカッターとは似ているが細かい所は違うようですが、デイジーカッターの後継作として作られた物なので近いとも言えるようですね。
また2002年にはフロリダ州のエグリン空軍基地で投下試験が3月、11月に行われたとも記憶されています。
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アメリカ軍はトマホークミサイルを連発で打った時の値段とは?
⇒トマホークミサイルの値段は1発いくらで半径威力や射程とは!
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