31年の歴史が終わる平成。
そして次の元号になるのが「令和(れいわ)」です!
なんだか、しっくりこない気もしますが、こんなものでしょうね。今までに無かった言葉ですから。
そんな「令和」ってどんな意味なのか? また作るにあたっての背景や出典はどこからだったのか?
2018年末くらいには、新元号の流失があったなどの噂があったが本当なのか?
ここでは
・新元号【令和】の意味とは何!
・いつから導入なのか?
・新元号の流失はあった?
などを見ていきましょう。
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新元号【令和】の意味とは何!
菅官房長官が新たな元号「令和(れいわ)」を発表しました。
冷えたピザこと、当時官房長官だった小渕元総理が「新しい元号は『平成』であります」と言った事も有名。
その後、小渕総理は平成オジサンなんて言われていたことも懐かしい。
そして!31年の歴史に幕を下ろす平成。
次の新元号は「令和」となりますね!(発表がエイプリルフールなのが気になるが)
この新元号、なんだか変な感じがしますが、新元号は今までに無い言葉なので仕方ないでしょう。
そんな「令和」ですが、当然何かしらの意味があるわけです。
では、「令和」の意味ってなんのか?
「令和」の意味
出典は「由来は万葉集 梅の花32首の序文から」。
「人々が寄り添いながら文化が育つ。」と意味合いがあるようです。
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す
「万葉集 梅の花32首 序文」
人々が美しく心寄せ合う中で文化は花開くとの意味があるようです。厳しい時代を耐え、梅の花のように咲くように願いですね。
↑こんな物まで・・・。
ちなみに平成の出典は
・「史記 五帝本紀」の「内平外成(内平かに外成る)」
・「書経(偽古文尚書) 大禹謨」の「地平天成(地平かに天成る)」
から来ていて、「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味らしい。
令和の出典は「万葉集」のようです。
初めて日本の古典から選ばれた元号となる令和。たしかに今までは中国の古典が出典先だったので、当たらな自体にふさわしいのかもしれません。この令和には安倍総理の意向もあったとか。
いつから「令和」が始まる?新元号導入はいつだ!
では、4月1日に新元号が発表されましたが、新しい年号になるのはいつからなのか?
政府は2017年(平成29年)の閣議で「今上天皇の退位日は平成31年4月30日」に決定しています。
その翌日、5月1日から皇太子殿下が新天皇に即位して新元号になります。
なので新元号は「2019年、5月1日から」となります。
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新元号の流失があった?
新元号について検索をすると、あることが出てきます。
それが「年号 流失」などと!?
では本当に新元号の流失ってあったのか?
結論から言えば、年号の流失は無かったようです。
なんでも、これは国民の勘違いだったみたい・・・。
その真相がコレ!
これはNHKで放送されたもので、そこから「新元号が流失している!」「新年号は安明!」などと炎上していました。
ですがこれは
NHKのニュース番組など2019年3月25日頃に放送された、
保険会社の明治安田生命が仮の新年号として作っていた資料です。そこに「安明」という仮年号があっただけ。
これを見ている人が勘違いをして流失炎上となったようです。
まぁNHKでやっていたら勘違いしてもおかしくはないですね。
そんな新元号の有識者会議では、とても厳しい機密性のようで携帯電話などは持ち込み禁止。
そして、無線なども届かないように妨害電波も出ているとか!?
しかも、有識者がトイレに行くときは付き添い人がついてくるそうです!こんな厳重なのだから流失はたぶんしないでしょうし、もししてた候補の元号は変わるでしょうね!
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年号と元号の違い
よくよく考えると、「年号」と「元号」がある・・・。
これって違いはあるのか?
この事について調べると、
年数の上に任意の漢字をつけて表す称号なので、ほぼ同義語
となっているみたい。
なので、同じ意味ですね。
また内閣府・大臣官房総務課の担当者は
「『年号』も『元号』も、年数の上に任意の漢字をつけて表す称号という点では同じため、ほぼ同義語として扱われています。
日本は明治の改元から『一世一元』となっており、以来公称として『元号』が使われています。それまでは必ずしも元号と天皇の在位の期間は同一ではありませんでしたが、現在は一世一元となっているため、年号という言い方は、あまり一般的ではありません」
と言っています。
まとめ
新元号は「令和」に決まった!
平成の時も変な感じがするなんて声も多かったが、今回の「令和」も不思議な感覚がします。
ですが、平成の様に時が経てば平気になるでしょう。
そんな新元号は流失したとの噂もあったが、これはだたの勘違いだったようです。
新元号の「令和」はどうなっていくのか楽しみですね。
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