雛人形の処分時期と仕方はいつどうする?供養の相場は無料なの?

子供は小さい時は、よく飾ってあげたけど最近はまったく。

そんなお家は多いはずです。中には子供が嫁いでからも飾る方もいますが

子供のために買った雛人形、主役の子供がいなくなった今では、飾らなくなっても不思議ではありませんね。

嫁ぎ先に持っていったりすれば良いのですが、それも叶わない。

 

そんな時、やはり処分を考えるでしょう。

でも雛人形は、「子供の厄を背負ってくれる身代わり」そんな人形さん粗末にするのは気が引ける

そんな方は多いのでは?なのでここでは、

雛人形の処分時期はいつ?

雛人形の処分の仕方はどうする?

雛人形の供養の相場は無料なの? についてご紹介します。

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雛人形の処分時期はいつ?

雛人形の処分時期はいつ?

雛人形は、皆さんいつぐらいに処分をするのもなのでしょうか?

雛人形は子供の身代わりなので、その子供が元気に嫁いで行ったお家では

雛人形は、もう役目を果たしてくれた!と言えるでしょう。

 

なので、処分をするタイミングといては、明確な決りは無いので

子供が嫁いでから少し経ったくらい以降がいいのではないでしょうか。

ですが、出来れば長く飾ってあげる方がいいのではないでしょうか。

 

そして処分をする前には「子供がお嫁に行けました。ありがとう。」の気持ちを込めて

一度飾ってあげてもいいでしょうね。

また、子供が大きくなって飾らなくなったり、

住宅環境が変わって飾ざる場所がなくなる事もありますから、

「収納場所」「飾る場所」などが無くなった時も処分のタイミングと言えるでしょう。

 

雛人形の処分の仕方はどうする?

娘を守ってくれた雛人形をただ処分するのは申し訳ない!!

そんな方は、寄付や知り合いに譲るのが良いでしょう。

それではどんな所に譲るのか?

 

友人や親戚に譲る

人形に損傷が無く、まだまだ飾れる状態なら

友人や親戚でほしい人がいたら譲るのが一番手っ取り早いでしょう。

 

本来、雛人形は「一人が一つ持つ」ものとされていて、譲る事は昔は良くはないとされていますが

今では、そこまで気にせずに譲り合う人が多くなっているんです。

なので、せっかく良い雛人形があるのなら処分するのはもったいないですよね(^^)

 

しかも、娘を守ってお嫁にも行かせてくれた雛人形です!その御利益アリ!!

雛人形達が「まだまだイケる!!」とヤル気がある顔ならば、

きっとまだ子供ために頑張ってくれるはずです。

もしかしたら、ツクモガミが宿ってスゴイご利益があるかも(^ω^)!!

 

施設に寄付

人形や飾り、道具などが綺麗な状態なら施設に寄付する方法もあります。

具体的には、幼稚園、保育園、老人施設や児童養護施設などです。

 

これらは意外と欲しがっている所があったりします。

なので、試しに家の近くの施設に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

そして、もらってくれる時は雛人形をキレイに掃除してあげましょうね!

雛人形の新しい就職先でホコリがついていたら人形さん達が恥をかいていまいますからw

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あとは、運ぶ時に破損しない様に、丁寧に梱包して緩衝材などで保護してあげましょう。

雛人形の片付け方はこちらで詳しく説明しています。

 

イベントに寄付

雛人形を集めて飾る、盛大なイベントが今では多くの場所で開催されています。

中でも、「ビッグひな祭り」は、徳島県勝浦郡勝浦町で

毎年2月から3月に開催され。期間中は巨大なひな壇に無数の雛人形が飾られています。

 

他にも「勝浦」繋がりで、千葉県勝浦市でも「かつうらビッグひな祭り」。

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の「南紀勝浦ひなめぐり」などがあり

これらでは、雛人形の寄付を募っている場合があるので問い合わせてみてはいかがでしょうか?

「雛人形 寄付」「ビックひな祭り」などで検索してみてください。

 
関連記事:
⇒「ひな祭り」関連記事まとめ

 

雛人形の供養の相場は無料なの?

貰ってくれる人や寄付先が見つからない場合は仕方ないですが

処分をする事しかないでしょう。

でも、そのまま袋に入れてゴミと一緒に捨てては人形に失礼です。

最後だからこそ、しっかりと「供養」をしてあげましょう!

 

供養の仕方

神社やお寺に問い合わせる

などがあり、神社ではお札やお守りなどの粗末に捨ててはイケない物を

供養してくれるので、聞くだけ聞いてみてはどうでしょう。

 

問い合わせた所がダメでも、何かヒントをもらえるかもしれません。

また最近では、郵送で受け付けてくれる社寺もあります。

供養費はその社寺でも違いがありますが、3000円~5000円ほどが相場のようです。

 

人形供養祭などに参加する

人形供養祭は各地で行われるので参加すると良いでしょう。

「人形供養祭」で検索をすると

全国各地で開かれる人形供養・人形感謝祭の予定を紹介するものが出ます。

 

人形供養代行サービスを利用

一般社団法人「日本人形協会」が日本郵政と提携し、

「ゆうパック」による人形供養の代行サービスを行っているんです。

 

電話やインターネットで申し込むと

「お人形差出キット」を送ってくれて、その中には「ひとがた、お人形送り専用ラベル、手続説明書、代金振込票」が入っています。

 

そして説明書を読み、人形を梱包して送ると

毎年10月頃に行われる「東京大神宮人形感謝祭」で供養してもらえると言うわけです。

申し込みたい方は、9月の末までに申し込みをしましょう。
参考人形感謝(供養)代行サービス

 

料金は、一箱(袋) 5,000円

追加分一個につき2,000円を加算

また雛人形だけではなく、人形全般、羽板、鯉のぼり、こけし、なども供養できるようです。

この人形供養代行サービスが手間を考えれば一番楽でしょうね。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

子供の厄を背負ってくれた雛人形、粗末にしてはイケませんね。

出来れば、知り合いに譲ったり、寄付するなどするのが一番ですが、

それが出来ない場合もあるでしょう。

そんな時は神社やお寺で供養をしてもらう様にしましょう。

バチが当たる処分の仕方だけはせず、しっかり処分してあげれば雛人形は喜んでくれるでしょう!

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