雨の匂い生臭いと感じる?田舎者にしか分からない!?


雨が降り始めや降った後に感じられる雨の匂い。あの独特な匂いを感じたことある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回、
1.「生臭い雨の匂いはなぜ?ペトリコールとは違う?」
2.「雨の匂いは田舎者が敏感に感じる?」
3.「コンクリートの匂いが好きって人多い?」
4.「エレベーターの匂いが好きって人も!?」

など、生臭い雨の匂い、コンクリートやエレベーターが気になっている方、気になり始めた方

他人には理解されづらいけど、匂いが好きな方はぜひチェックしてみてくださいね。

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生臭い雨の匂いはなぜ?ペトリコールとは違う?

 

雨の匂いが好きな人は多くいるのではないでしょうか。

どこかほんのり植物のような爽やかさがありながらも、湿った土の感じを連想させますよね。

 

また私たちは、雨の匂いを清らかなものと感じることもあります。その匂いというのは、大半は岩や泥から出来ているのです。

冒頭で「ペトリコール」という名称が出ていますが、皆さん知っていますか?

実は、雨の匂いには「ペトリコール」という科学的な名前がついていました。
その「ペトリコール」というのは、晴れた日が数日続いた後に最初の雨に伴う独特の香りなのです。

 

ではこれから「ペトリコール」とは一体何なのか、どういう由来なのかということを少しだけ見ていきましょう。

簡単に説明すると、ペトリコールのペトロというのは、ギリシャ語で石を意味していて、イコール(リコール)は神々の静脈を流れる液体を意味しています。

1960年代、オーストラリアの科学者による論文に書いてあったことがペトリコールの由来です。

 

さらに調べていくと生臭い雨の匂いがするのは、ペトリコールの発生メカニズムに関係しているということがわかってきました。

雨粒が、砂や土などに衝突したとき、肉眼では見ることができない液体や固体の粒が空気中に巻き上がることで発生しています。
その肉眼では見えない粒は雨の降る量や強さによって、雨の生臭さを感じているのです。

 

肉眼では見えない粒が上記のような現象を起こしていることが、何だか神秘的に思えてきますよね。

次では地方出身の方は雨の匂いを敏感に感じているのかどうかということを見ていきましょう。

雨の匂いは田舎者が敏感に感じる?

前の章ではペトリコールと雨の生臭さについてお伝えしました。雨の生臭さというのは、雨の降る量と強さで決まってくることがわかりましたね。

都会では高い建物が多く、道路が塗装されているため雨の匂いを感じることが少ないのかもしれないですね。

そして、ネットでは「田舎出身の方が雨の匂いを感じ取る?」などと言われています。

「確かに地方から都会に出てきた自分は他の人よりも敏感だった」なんて感想も多いんです。
では、地方出身の人は雨の匂いを敏感に感じるかどうかを確認していきましょう。

 

前の章でお伝えした、雨粒が砂や土など衝突したときに空気中に巻き上がるということがこちらでも大いに関係していることがわかりました。

地方ではまだ砂利道が多くあります。
その砂利や土によって雨の匂いを感じやすい環境で育ったことから、地方出身の人が敏感だという訳になっているんですよね。

また、鳥やカエルなど生き物に耳を傾けたり、森や山などの風景を眺めたり…
自然のおかげでいち早く天気の変化に気づけることも多くあるみたいですよ。

 

雨の匂い以外にも、コンクリートの匂いが好きな人も多くいるのです。

でも、コンクリートの匂いが好きというのは一体どういうことなのでしょうか。
次の章で詳しく見ていきましょう。

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コンクリートの匂いが好きって人多い?

前の章では、田舎には自然がたくさんあるので、地方出身の人が雨の匂いに敏感であるということがわかりました。

雨の匂い同様、他人には言いづらいけどコンクリートの匂いが好きという人も多くいます。

コンクリートの建築物から香る、セメントの独特の匂いがたまりませんよね。

 

セメントというのは、石灰石や粘土を焼いて粉砕したものを砂や砂利と水を調合したものになります。

「生臭い雨の匂いはなぜ?ペトリコールとの違いは?」、「雨の匂いは田舎者が敏感に感じる?」でお伝えしたように、雨粒が砂や土などの衝撃により匂いがすることがわかりましたね。

セメントにも砂や砂利が入っているため、雨が降り始めた時と同じ匂いがしているのです。

 

また、これ以外にもアスファルトの匂いが好きな人も多くいるのです。

でも、アスファルトの匂いが好きというのは一体どういうことなのでしょうか。
次の章で詳しく見ていきましょう。

アスファルトの匂いが好きって人多い?

前の章では、田舎には自然がたくさんあるので、地方出身の人が雨の匂いに敏感であるということがわかりました。

雨の匂い同様、他人には言いづらいけどアスファルトの匂いが好きという人も多くいます。

塗装したての道路や雨の日に濡れたアスファルトから香る、あの独特な匂いがたまりませんよね。

そもそもアスファルトの匂いというのは、道路に付着した汚れやほこりが原因の可能性もあります。

「生臭い雨の匂いはなぜ?ペトリコールとの違いは?」、でお伝えしたように、雨粒が砂や土、道路などの衝撃により匂いがすることがわかりましたね。

 

アスファルトやコンクリート以外にもマニアックではありますが、エレベーターの匂いも好きな人もいるのです。

マニアックなので他人にはなかなか共感や理解がされないなんてこともしばしば。
それでは、エレベーターの匂いというのは一体何なのか見ていきましょう。

エレベーターの匂い好きという人も!?

コンクリートの匂いが好きを好きな人が多いことを先にご紹介しました。

エレベーターの匂いが好きな人は一定数いるのです。

 

エレベーターにもよりますが、壁面にカーペットがあるものも多いですよね。

カーペットは匂いがつきやすく残りやすいので、エレベーターに乗った瞬間匂ってくるのです。

エレベーターは密閉されているので、匂いがこもっているということも考えられますね。

他人にはちょっと理解されづらい、さまざまな匂いについてご紹介していきました。

匂いフェチだと柔らかく言ったら、もしかしたら理解されるかもしれませんね。

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まとめ

今回は、雨の生臭さやメカニズム、コンクリートやエレベーターの匂いが好きな人を紹介しました。
私も雨が降り始めの匂いが好きだったので、紹介した現象が起きていることを知って何だか神秘的な気持ちになりました。
雨が降っている日は気分がどんよりしてしまいますよね。雨の降っている量が多すぎると雨の匂いが感じることができないので、ほどよく雨が降っている日は外出し匂いをかいでみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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