体操選手(世界体操)は背が低いのは身長制限があるの?なぜ伸びないか調査

体操選手(世界体操)は背が低いのは身長制限があるの?なぜ伸びないか調査

体操競技をみていると沸き起こる
「なんでみんな背が低いの?」という疑問。

まさかの身長制限と調査すると、
そこには体操という競技が持つ特性があったようです。

ということで、今回は。

日本でもオリンピックのメダルが期待される
体操競技の選手が、
みなさん小柄な理由について調べてみました。

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世界体操に挑む日本の体操選手の身長とは?

世界体操に挑む選手たち。

調査していると、どの選手も結構小柄な方が多いのです。

ということで、選手たちの身長をまとめてみました。

<男子>
内村航平:161cm
白井健三:161cm
安里圭亮:159cm
亀山耕平:170cm
谷川航:160cm
宮地秀享:168cm<女子>
杉原愛子:146cm
寺本明日香:141cm
宮川紗江:145cm

 

やはり、全体的に小柄な選手が多いですよね。

体操の世界には、身長制限などがあるのでしょうか?

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体操選手には身長制限はあるのか!

ここまで小柄な人が多いと

もしかして、体操競技って身長制限あるの?

と、思ってしまいますが。

実際のところそういった規定はないようです。

世界大会を見ると、

2015スロベニア国際種目別あん馬表彰台
ロベルト・セリグマン179㎝
ルイス・スミス180㎝
アンドリー・シエニチキン175㎝

 

と、高身長の選手も活躍しています。

アメリカには身長193cmの選手もいたほど!

しかし、体操競技をみていればわかると思いますが、
どの競技もやっぱり小柄な人が有利。

回転やスピードなどをみても、
手足が長ければ軸にかかる負担も増えますからね。

競技としての身長制限はないにしても、
有利という点で見ると
上位に食い込むのは小柄な方がいいのかもしれません。

なんでみんな背が低い?体操競技の特性


選手たちに興味を持って調査していくと、
どうしても気になること。

なんでみんな小柄なんだろう?

というもの。

この理由には、体操という競技の特性に関係があるようです。

一概にはいえませんが、
世界で戦う選手のほとんどが幼少期から体操をしています。

ちょうど、第2次性徴期。

もしかして、筋肉をつけすぎることで成長の妨げに?

という疑問を持たれる方がいらっしゃいますが、
これに関しては特に医学的見地からの立証がある訳ではないようです。

特に体操で培う筋肉は、柔軟性の高い筋肉。
骨の成長に大きな影響を及ぼすようなものではありません。

しかし、一昔前の床運動の練習は、直接床で行ないマットもない状態。

鉄棒や釣輪も今のようなショックを吸収するマットではなく
膝や他関節には大きな負担がかかるマットだったそうです。

今でこそ器具が揃った状態ではありますが、
あれだけ激しい動きをした後の衝撃を吸収するには
心もとない器具を使っていた頃。

骨の先端部分を痛めてしまい、
その後伸びなくなったのでは?というのが、
体操選手に小柄な人が多いとされている理由のようです。

器具があろうとも、体操においての着地は非常に重要。

動いてしまっては減点になりかねません。

そのためには、
本来外に逃げ出そうとする力を関節で押しとどめる必要があり、
結果骨に影響を及ぼしているのです。

もちろん商品開発の進歩によって、
どんどんそういった力を吸収する機材が発明され、
昔に比べると格段に衝撃は少なくなっていると思います。

でも、力が逃げるということは
そこに止まるために結局しっかりと固定できる
下半身や体幹が必要になってくるんですけどね。

今活躍してる選手たちは、
まだ発展途上である器具で練習してきたから、
その影響を受けている可能性もありますね。

これに限らず、
やはり身軽な動きを求められる体操競技において、
身長が高いことは不利に働く要素が強い!

着地までに回転数を稼ぐためには、
高身長だった場合そのぶん上に跳び上がらないといけない訳ですから。

そういった意味でも、特に身長制限がなくても、
世界で戦える水準となると背が低い選手の方が有利なのかもしれません。

まとめ

改めて体操という競技をみていくと、気になる身長。

制限がある訳ではありませんが、
やはりスポーツの種類によっては有利な点があるようです。

テレビで見ていると、
全体的に小柄なだけによくわからないですけどね(苦笑)

しかし、日本の体操選手たちは
小柄ながらにダイナミックな演技を見せてくれます!

その俊敏かつ美しい演技が魅力なのです♪

その実力が今、世界で輝こうとしている。

これは、テレビの前で応援しないとそんですよ!

筆者も、声を枯らして応援していと思います。

頑張れNIPPON!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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