ひな祭りの代表的な食べ物と言えば、ハマグリのお吸い物です。
そもそも、なんでハマグリなのかその由来って何なんでしょう?
そんな疑問にここでは、
ひな祭りで蛤のお吸い物の由来とは?
はまぐりの栄養価ってどうなの?
はまぐり吸い物の簡単な作り方 についてご紹介します。
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ひな祭りで蛤のお吸い物の由来とは?
ひな祭りとは、女の子の成長と健康を祈り厄払いをする行事です。
そんなひな祭りでよく見る、ハマグリ。
じゃあなんでハマグリなのか?その由来とは?
古来から日本では、二枚貝は女性や純潔を表していると言われています。
そしてハマグリの二枚の殻は、他のハマグリでもピッタリ合うものがない事から、
とても「相性がいい」と言う意味があり、
「相性のいい相手と結婚する」「良い夫婦」などの象徴とされています。
なので、女の子の節句に、ハマグリのお吸い物を食べる事は、
いい相手と、巡り合えるというように、親の願いが込められているんです。
また、昔の上流貴族では嫁ぐ時に、ハマグリに絵をかいた物を一年分も
嫁入り道具に持っていたようです。昔は簡単に離婚が出来ない時代ですから。
すこしでも良い相手に巡り合って、幸せになって欲しいという親心だったようです。
そのなごりで、今でも女の子の節句にはハマグリを食べるんですね!
なので、ぜひハマグリを食べさせてあげましょう。
これは小話ですが、
ハマグリの殻は、ピッタリ合う物は無いと言いましたが、
これを利用して、「貝合わせ」という遊びがあります。
平安時代から伝わる日本の遊びで、一対の殻の内側に豪華な絵をかき
それを沢山並べて、同じ物を当てるといった神経衰弱に似た遊びがあるんです。
はまぐりの栄養価ってどうなの?
縁起物のハマグリさんにはどんな栄養価があるのか?
子供の体にいいの?
まず、ハマグリの旬は、2月~4月なのでひな祭りはとてもいい時期ですね!
旬であれば栄養もあり美味しいので最高です。
ハマグリは良質のタンパク質と微量脂質を主成分にしていて、
高タンパクで低カロリーの健康食品なんですよ。
またうま味成分も豊富で、貝類が多く持つコハク酸はお吸い物にすると格別です。
栄養面では、鉄分、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル分が豊富でタウリンも多く含んでいます。
タウリンとは、血液を改善して心臓機能の強化につながります。なので成長過程の子供には大切な栄養ですね。
そして、鉄分やミネラルを多く含むハマグリは、
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貧血や骨粗鬆症の予防になるため、女性にはとてもいい食べ物です!
他にも、細胞を増やすのに必要なビタミンB2や
細胞の成長、修復の大切な「亜鉛」も含まれています。
この亜鉛は成長期の子供のはとても大切な栄養なんです。
亜鉛を詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください。
ハマグリの栄養にはこんな効果が!
高血圧予防
肝機能強化
貧血予防
眼精疲労緩和
美肌効果
味覚障害の予防
肥満予防
などがあるので、成長期の子供にはとてもいい食べ物なんですね。
健康を祈るひな祭りにふさわしい食べ物です。
はまぐり吸い物の簡単な作り方
縁起も良く、健康にも良いハマグリはぜひ食べておきたい!
ひな祭りのハマグリと言えば、お吸い物ですね。
でもお吸い物の作り方がわからない方は多いのでは?
ここでは、簡単にハマグリのお吸い物の作り方を紹介します。
水・・・・・・3カップ
はまぐり・・・6~8個くらい
酒・・・・・・大2
塩・・・・・・一つまみ
醤油・・・・・香りづけ程度
出し昆布・・・・3㎝ほど
三つ葉
手毬麩(水で戻しておく)
作り方
1、前日に塩水につけて、砂抜きをする。
・この時にハマグリが重ならないように並べる。
・暗くて刺激がない所が良い。
・温度は、15℃~18℃くらいがベスト。
・最低でも、2時間くらいは砂抜きをしましょう。
2、殻同士をゴリゴリ合わせて洗う
3、鍋に、水、ハマグリを入れる
4、弱火~中火で、火にかける
※沸騰させると、白く濁るので注意。
・沸騰直前で昆布を取る
・細かい泡がなくなるまで取る
6、ハマグリの口が開いたら、火を止め味付
・ハマグリはうま味成分が強いので、味付は少しだけにする。
・本来、お吸い物はかなりの薄味です。風味を楽しもう!
7、盛り付け 完成
・三つ葉は生でも、湯がいてもどちらでもいい。結ぶと尚よし
注意!
沸騰だけはさせないように!!
これだけしなければ、何とかなります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ハマグリとは、縁起物で尚且つ
栄養価も高く、成長期の子供にはとてもいい食べ物なんですね。
そんなハマグリを食べさせて、我が子には健康に育ってもらい、
良いお相手に巡り合える様にさせてあげましょう!!
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