マグカップや湯呑をきちんと洗っていたはずなのに、いつの間にかついてしまう茶渋(ちゃしぶ)。
一度ついてしまうと食器用洗剤で洗ってもなかなか取れず悩みの種ですよね。
しかも茶渋って見た目が汚いですが、実際に菌とかどうなのでしょうか?
そんな、しつこい茶渋の悩みをどうにかしたい!という人のために今回は、
1.コップの茶渋は汚くて菌がヤバい?
2.茶渋は体に悪いのか?
3.楽な茶渋の落とし方、体に安全な取り方は何があるのか?
など、悩ましい茶渋の原因や汚れを取る方法をあわせて紹介していきます。
マグカップや湯呑の汚れが気になっている方はぜひチェックしてみてくださいね。
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コップの茶渋って菌がヤバいって本当?
きちんと洗ったはずなのに、カップの内側や底にいつの間にかついている茶渋。
気づけば目に見える汚れとして成長していきます。
そもそも茶渋というのは、実はステインと呼ばれる着色汚れで歯の黄ばみでも有名ですよね。
そして茶渋は汚いものなのか?細菌は多いのでしょうか?結論から言うと、茶渋全てに悪い菌がいるわけではありません。
ですが、放っておくと雑菌が繁殖するので早めに対処しておきましょう。
次の章では、茶渋がなぜ体に悪いのかどういう影響があるのか原因に迫ります!
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茶渋は体に悪いのか?
前の章では茶渋がついたまま放っておくと、雑菌などヤバい菌が出てくるということをお伝えしました。
果たして茶渋自体、体に悪い影響があるのでしょうか?
こちらの章では、茶渋は体に悪いのかどうかを詳しく見ていきたいと思います。
お茶やコーヒーなど、ポリフェノールという成分が含まれています。
コップなどにつく茶渋の主な成分は、ポリフェノールの一種であるタンニンが水の中の金属イオンと結びついてできるものです。
成分から見ると一見大丈夫そうな感じもしちゃいますよね。
結論として、茶渋が人間の体に毒だという可能性はないみたい!
でも、茶渋に菌が繁殖してしまうことがあるので注意しましょう。
原因もわかり一安心したところで、次はすぐに実践できる茶渋の楽な落とし方を見ていきましょう!
楽な茶渋の落とし方!
前の章では茶渋自体に悪い影響はなく、蓄積された茶渋に菌が繁殖してしまうということがわかりましたね。
ではこれから、どの家庭にもあるアイテムを使って楽に茶渋を落とすことができる方法を3つ教えていきますね。
① 口に入っても手についても安全な重曹
重曹は、お菓子作りをはじめ、お掃除の必需品でもありますよね。
水に含ませたスポンジに重曹をつけ、茶渋をこすっていきます。
重曹の粒子で物理的に落とすこともできるし、アルカリ性の成分がある重曹は、酸性の茶渋汚れを落とす効果が絶大!
強力に汚れを落としながらも、口に入ったり手についたりしても安全に使うことができます。
茶渋以外にも使えて便利なので、家に一つあったら便利なアイテムですね。
② 強力な塩素系漂白剤
茶渋の取ってくれるアイテムとして、真っ先に思い浮かべるのがハイターという方も多いでのではないでしょうか。
水の量にあわせて漂白剤を規定の量入れます。
1時間程度漬け置きするだけで、茶渋が落ちて綺麗に。
水と漂白でも落ちない場合は、水の代わりにお湯や熱湯を使うと漂白効果が高まります!
その時は湯気を吸わない様に注意しましょう。
茶渋だけではなく除菌までしてくれるのも嬉しいですよね。
強力な洗剤なので、しっかり水で流していきましょう。
また、酸性のものと混ぜてしまうと危険なガスを発生させます。
なので取扱には十分注意しましょう。
③ 酸素系漂白剤のオキシクリーン
酸素系漂白剤は、泡の力で茶渋をはがし落とすことができます。
少し残ってしまった場合は、スポンジなどで軽くこするとすぐに落ちてくれます。
塩素系漂白剤に比べると、色素を漂白することがないので安心して使えますよ。
楽でありながらも、しっかり落とせる3つ方法について紹介していきました。
できれば口に触れるものだから、安全な方法で茶渋を取りたいのが本音ですよね。
次の章では体にも安全で綺麗に取れてしまう方法があるので、そちらを見ていきましょう。
【茶渋】体に安全な取り方!
先にご紹介した方法では、楽さがありながらもしっかりと茶渋を落とすことができました。
しかし、強い漂白剤を使っているので体には安全なのかという不安がどうしてもありますよね。特に小さいお子さんがいる家庭では心配!
ではこれからは、調味料や食材など普段口にしているものを使って体にも安心・安全な方法を紹介していきます。
どの家庭にもある調味料の塩を使って
普段の調理に味をつけたり、整えたりできる万能調味料であるのが塩。
そんな塩ですが、茶渋を落とせるということを知っていましたか?
手順としては、カップの中にお水やお湯を入れます。
そこに塩を一つまみ。
塩水ができるので、スポンジに含ませながらこすっていくと落としていけますよ。
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汚れを浮き上がらせられるのがお酢の力
塩同様に料理をする際よく使う調味料ですが、こちらも茶渋を取り除いてくれますよ。
茶渋の汚れがあるカップにお酢を注ぎ一晩漬け置きするだけです。
その後は、スポンジでササッとこすり落としていきます。
お酢の力で茶渋の汚れを浮き上がらせているため力を入れなくてもすぐに落ちていき、洗うのがとても楽になりますね。
レモンなど柑橘系の皮でも
デトックスウォーターで飲み終えた時に出てくる、レモンを使ってみましょう。
レモンの皮でこすると、茶渋の汚れを落とすことができるのです。
頑固な汚れの場合には、塩を茶渋に一振りしてからレモンの皮でこする合わせ技もありますよ。
レモンの例をあげていますが、柑橘系のフルーツであれば同じように茶渋の汚れを取ることができます。
以上の6つ方法をお伝えしましたが、予防として小まめに洗うことや、飲み終わったらすぐに洗うよう心がけると茶渋がつきにくくなります。
地道ではありますが、こちらの予防もあわせて行っていくと良いみたいですよ。
まとめ
今回はコップにつく茶渋や取り方など紹介しました。
私もよくコーヒーを飲んでいるのですが、お気に入りのマグカップが「茶渋」によって汚れていました。
見た目が汚いと清潔感がなく、残念な気持ちになってしまいますよね。
体にも安全な取り方である塩水で茶渋をこすってみたところ、きちんと綺麗になってくれました。
いくつか紹介しましたので、自分にあった方法を実践してみてください。
清潔なコップで気持ちの良いコーヒータイムやティータイムを楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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