最近、テレビやニュースでみかんの皮が花粉症に効果があると聞くようになりました。
でもなんでみかんの皮がいいのでしょうか?
そんな疑問にここでは、
・みかんの皮とヨーグルトは花粉症に効く?
その理由と食べ方やヨーグルトとの食べ合わせとは?
・じゃばらみかんは花粉症救世主伝説?
じゃばらと言うみかんが花粉症患者の救世主になる?
・青みかんも花粉症にいいの?
完熟前のみかんは効果アリ?
についてご紹介します。
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みかんの皮とヨーグルトは花粉症に効く?
最近テレビやニュースでミカンの皮が花粉症の症状を緩和すると聞くようになりました。
これは、愛媛大農学部での実験で
温州みかんとヨーグルトを与えたマウスのスギ花粉によるクシャミが減ったと言うデータなんです。
そもそも花粉症になると言う事は
IgEと言う、タンパク質が多く持っている人がなるんです。
花粉が体内に入る事でこのIgEが過剰反応して「ヒスタミン」を出してしまいます。
このヒスタミンが鼻水やくしゃみの原因となる物質なんです。
なので、IgEが多いと花粉症の症状がひどくなってしまうんですね。
ですが、みかんの皮がここで活躍してくれます!!
IgEが沢山あったとしても、ヒスタミンの放出が少なくなれば花粉症の症状は抑える事が出来るわけです。
そのヒスタミンの放出を抑えてくれるのが、みかんの皮に含まれる「ノビレチン」です。
またヨーグルトも花粉症に良いとされていますが、
みかんの皮と同じような効果があり、
しかも!
症状を抑える方向性が違うため、二つを組み合わせる事でより効果が出るんです!
この違った二つの効果でヒスタミンが抑える事が出来るんですね。
そして、冒頭でも言ったマウスの30分間におけるくしゃみの実験では、
・みかんを与えてグループのクシャミ数は、17回
・ヨーグルトを与えてグループのクシャミ数は、15回
・みかんとヨーグルトを与えてグループのクシャミ数は、7回
みかんやヨーグルト単体でも、かなりの効果ですが
両方摂取した方が効果は明らかですね!
なので、どちらか一つ食べるのではなく両方食べる事が花粉症対策にはとてもいいでしょう。
また、クシャミだけではなく「目の痒み」にも効果がある人もいるようです。
あくまでも個人差はあるものの期待しちゃいますね(^^)
みかんの皮じゃないとダメなの?
ここでカギとなるのが「ノビレチン」ですね。
このノビレチンはみかんの皮の方が多く含まれているんです。
と言うよりも温州みかんでは、ほぼ皮にしか含まれていません。
果肉やみかんジュースを飲んだとしてもノビレチンは含まれていないと思った方がいいでしょう。
なので、皮を食べるんです!
でもみかんの皮は苦くて食べるのがキツイ(>_<)
どうやってみかんの皮を食べる?量は?
良い食べ方として、「みかん丸ごと+ヨーグルト」を混ぜ飲む!
みかんの果肉も栄養がたっぷりなので一緒に食べてしまいましょう。
そしてより効果が期待出来るヨーグルトも同時に食べれば完璧ですね。
みかんのヘタが気になる方はヘタを取ってから
ヨーグルトと共にミキサーなどで混ぜましょう。
また、皮の農薬の気になる所ですね。
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そんな時は、無農薬のみかんを使いましょう。
無農薬どうかわからない時は洗えばいいです。
水ではなく、ぬるま湯で軽く擦り洗いをすれば取れるでしょう。
ミカンの皮はどのくらいの量を摂れば良いのか
1日に0.5ミリグラムのノビレチンを摂れば効果が期待できます。
これはみかん1~2個くらいの皮で大丈夫です。
ヨーグルトは150ccくらいです。
みかんの皮はいつ食べる
マウスの実験では、症状が出る1時間前に飲めば効き目が出るようです。
なので、事前に外出するのが分かっていればその1~2時間前に飲むようにしましょう。
通学、通勤前に毎朝、皮1~2個とヨーグルトを飲む様に習慣ずければ花粉症対策にはばっちりでしょう。
じゃばらみかんは花粉症救世主伝説?
和歌山県北山村で作られているみかん「じゃばら」
これが花粉症に苦しむ人にとっての救世主になるかもしれません!!!
「花粉症に効くので愛用している」という声が多く、マスコミでも取り上げられています。
「じゃばら」と言うみかんには、
ノビレチンと同じフラボノイドの一種の「ナリルチン」が多く含まれています。
これは果実にも含まれていますが、皮に多く含まれていて
しかも、他の柑橘類よりも多いので花粉症にいいみかんとして有名になったんです!
このナリルチンは花粉症アレルギーを抑える効果があると岐阜大学医学部が発表しました。
この事から、ノビレチンとナリルチンの両方の力で花粉症には効果覿面ですね!
じゃばらの食べ方は?
じゃばらはそのままではあまり食べません。
味は、苦味、酸味、甘味のバランスのとれた味。
なので直接ではなく料理につかいます。
そしてじゃばらが花粉症に効く素でもあるナリルチンは実より
皮に多く含まれているので皮も食べておきたい所です。
その量は実の6倍です!
でも
皮には、アレルギー誘発物質に変わりやすい成分のリモネンが含まれているので
食べ続けると効果が薄れてしまいます。
なので花粉症効果に期待したい方はリモネンを含まないサプリメントもあるので活用してください。
青みかんも花粉症にいいの?
よく花粉症に、青ミカンがいいとテレビなどで聞くと思います。
でもなんで青ミカンなの?と思ってしまいます。
それは、今まで紹介してきたみかんに含まれる「ナリルチン」が
完熟みかんよりも多く含まれているからなんです。
他にも、ナリルチンと同じく抗アレルギー作用であるヘスペリジンも多いとされているんです。
でも、青いみかんは手に入れるのが困難かもしれませんね。
スーパーで売っているみかんは完熟したものがほとんどです。
なので、無理して青ミカンを食べなくても
簡単に手に入る完熟したみかんを毎日食べる方がいいでしょう。
また、青ミカンってなんか酸っぱいイメージもあるし。
そんな時はサプリメントで摂取した方がいい場合があるので試してみてはどうでしょう。
まとめ
花粉症になるとホントに大変ですね。
クシャミや鼻水で集中力などがなくなり仕事や勉強が捗らなくなります。
なので、簡単にできる予防法である、ミカンの皮とヨーグルトで症状を緩和してみましょう!
ミカンの皮1個とヨーグルト155ccをミキサーで混ぜて
症状が出る1~2時間前に飲むようにすればいいですね。
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